奴隷と悪魔
―――20分後―――
“ガラッ”
「ハァ・・・ハァ・・・沙神、どう?」
茉里唖走って来て・・・。
「美衣菜?」
「あっ、ごめん。深君ね、39度もあるの。どうしたらいいのかな・・・」
「保健の先生いないしな。家族に連絡して病院行った方がいいな」
「でも私番号知らないよ?」
「俺知ってる。今からかける」
“プププププ”
「あ、もしもし――」
―――――
「今沙神の母親が来るって」
「そっか、よかった」
とりあえず少し安心かな。