奴隷と悪魔


「あ、あの、ちょっとおなかが…」


「はいはい仮病ね。さっきまで元気にパス練してたでしょ!バレバレ!」


うぅ…。もうやるしかない。


茉莉唖が残りの8人のうちに入らなきゃまだいい!


「男子は誰入るー?やっぱバスケ部だよね!」


よかった!茉莉唖はサッカー部だし!


これで一緒にやることはない。


「あれ、でも今日バスケ部1人休みだから誰かもう一人入らないとだ。やっぱここは芥川くんだよね!」


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