奴隷と悪魔



家に着き、しばらくぼーっとしてから夕食、そしてお風呂に入った。


何をするにも心がどこかにいっているような感じ。


はやく寝よう、そして忘れよう。


忘れる忘れる。


そう頭で唱えて、床に着く。


さようなら、茉莉唖。


明日目覚めたらもう私の中にあなたはいない。


さようなら、茉莉唖。


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