奴隷と悪魔





 ええ!?


 茉里唖と一緒に泊まる?!

 
 考えて見れば初めて。


 いっつも一緒にいたのに。


 なんか恥ずかしいかも。

 
 で、でも!


 茉里唖は恋愛対象外なワケだし。


 気にせず、ね!


 自分に言い聞かせた。



「美衣菜、なんか顔赤くね?」


「えっ。き、気のせいじゃないかなぁ?」


「気のせいじゃねぇよ。熱あんの?」


 といって、茉里唖は顔を近づけてきた。


 ち、近!


 近すぎだから!ちょっと。


「ち、近・・・」


「何?」


「近・・・い・・・よ・・」



 そう私が言ったら、茉里唖はキスしてきた。




「き、キスしてなんか言ってないよっ・・」



「バーカ」


そういって茉里唖はキスを続けた。






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