奴隷と悪魔



~次の日~


「あらぁ?どうしたの?熱あるじゃない。寝不足?」


「そーかも。・・・ごめんねお母さん」


「いーのよ。さっ早く休みなさい」


「うん・・・」


 熱がでた。


 きっと、昨日のこと。


 あの女子たちに殴られたりしたときに、一緒に水もかけられた。


 大量に。


 だから、きっとそのときだと思う。


 お母さんには心配してほしくないから、そのことは言わない。

 










 どれくらい寝たんだろう・・・。


 今何時?


 わかんない。


 でも、暗い。


 もう夜かな?


 私は時計をみた。


 もう夜の11時だった。


 うそ。


 もうそんな時間?


 私16時間くらい寝てたかも。


 よっぽど疲れてたのかな?

 
 まぁ、色々とあったからなぁ。


 茉里唖のこととか、芭衣ちゃんのこととか、深君とか・・・。


 私はゆっくりと起き上がった。


「っ・・・」

 
 頭痛い。


 というかダルイっていうか。 


 寝すぎた。


 いまからまた寝れないしなぁ。


 どうしよ?




 


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