小悪魔な私
そんな私を抱きかかえる勇気

「落ち付けノロ子。ずっと付いてやるから」


そう言って手を繋いだ。



―――ドキッ



私は勇気を見てからゆっくり頷いた。



何かうまく言いくるめられた感じだけど……良いかな。。



私は勇気と手を繋いだままリフトに乗った。

手袋をはめているけど、ドキドキが伝わってしまいそうで恥ずかしかった。

私は真っ赤になって勇気の顔を直視出来なかったんだ。

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