小悪魔な私
ドキドキが止まらないまま教室のドアを開けた。



すぐ目の前に勇気が机に座っている。。。




目が合ったのに挨拶もせずに逸らしてしまった。



うわ、超感じ悪いよね。。。




私は黙々と自分の机を探し、俯いたまま荷物を整理していた。





「おい、ノロ子。挨拶ぐらいしろ。」



私の目の前に席に勇気が座る。



――――ドキッ

鼓動が速くなる。



「お…おはよ…」


「な~~桜アンパン旨かっただろ?」





は?!





なんで??何なのその思考回路。。。





「う…ん。」


私は精一杯テンパッて言った。



「お前なんでテンパッテるの?」



いつもの無愛想な顔で淡々と聞く勇気。

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