小悪魔な私
岡田君は私の腕をつかみ楽しそうに引っ張って行った。


「ちょっ!!岡田君?!」

「先輩と行きたかった所が有るんです」


そう言って私を可愛らしいカフェに連れて行ってくれた。

岡田君は本当に可愛くて見ていて飽きなかった。


「先輩……好きな人居るんですか?」


突然の岡田君の質問にとっさに勇気の顔が浮かぶ。


「い…居るけど……」

「そうですか……」


そう言って岡田君は少し淋しそうな顔をした。

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