小悪魔な私
そんな事を考えて居る内に、授業が終わり昼休みになってしまった。
私達は、中庭でお弁当を広げる。
乙葉と紗耶香と美穂と私は、仲良し4人組&合コン部。
乙葉が、昨日の報告をみんなに話した。
みんなは手を取り合って喜んだんだ。
慎之介君の事が好きなのは、前々から聞いてた。
乙葉にしては、意外と一途に想ってるのを知ってたからね。
「って事で、彼氏出来たから合コン部抜けます」
って宣言する乙葉。
「え~~~ちょっと乙葉、マジ?」
と言うのは、気が強い紗耶香。
「さすが愛ですな…」
そんなまったりした事を言うのは、大人な美穂。
とりあえず、ブーイングの嵐!!
みんな応援してたじゃんか(笑)
「マジごめん!でも、企画部するからさ、許して!!」
乙葉は手を合わせながら、私達に謝ってる。
『よし、その話のった』
って顔で、紗耶香が頷いた。
私達は、顔を見合わせて吹き出しちゃった。