小悪魔な私
さっきジンジャエールに泣かされたからお茶を2本取り軽くタオルで拭いた。


「お茶かよ!!」


って勇気には突っ込まれたけどね。

とりあえず2人で乾杯し直した。



―――――ドンッドンッ ドンッドン


始まりの合図の花火が鳴る。


みんな一斉に上を向く。



――――ヒュー――ドンッドン


心臓に響き渡る音が、間近で見てるって実感させてくれる。


みんながどよめき拍手を送る。


明らかにみんなテンションが上がっていく。



もちろん私も見上げたまま次々に咲いていく大輪の花火に感動の声を漏らしていた。

< 161 / 306 >

この作品をシェア

pagetop