小悪魔な私
不思議そうな顔の勇気にニッコリ笑顔を返した私。



何だか私らしい告白だったね。




花火に助けられて花火に邪魔された告白。



大丈夫、又チャンスは有るよね。。。



きっと……



仲直りも出来たからかなり満足な私。



私は勇気と話せる喜びを噛み締めながら花火を見ていた。


花火もクライマックスになりみんなの歓声があがる。


だいぶテンションの高い私達。


高校生最後の花火大会にふさわしいクライマックスになっていた。

次々に大輪の花が夜空に咲いていき、余韻を残したまま散っていく。


とっても潔くてとっても切なかった。


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