小悪魔な私
すごいレアな姿。。

私はまた脳内スクリーンに焼き付けておいた。


「どうしたの?」


「雫が居ないから……」

可愛い……子供みたいな勇気。

もしかして探してくれてたの??


「風にあたりたくてさ」


勇気はゆっくり私の所に来る。

私達は手すりに寄りかかり並んで朝日を見つめていた。


「きれいだね~~」


私は勇気を見上げる。

寝起きなのにくっきりした二重と長いマツゲ。



ヤバい朝キュンだぁ~~~



幸せ……



「雫……なぜ俺を見るんだ?朝日は向こうだぞ」


「だって…勇気キレイな顔してるから」


「俺は男だぞ。」



そう言って勇気は私の方を向いた。


朝日のおかげで顔が赤くなってるのがバレてないよね?

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