小悪魔な私
勇気と乙葉だけは傷つけたくなかったから……


私にはなんとでも言えば良いよ。



多分そんな気にしない態度が余計、彼女等をイライラしてしまったのかもね……


靴が無くなって居るのなんか当たり前になっていたし、よく体操服が切られていたりしていた。


勇気には隠れてやるの。。陰湿。。


私もあえて勇気には言わなかったし。。。


心配かけたくないから…ね…


乙葉にも口止めしといた。。


『なんで?』

って聞く乙葉に

『心配かけたくないから……』

そう言った私を抱きしめてくれた。。




私は彼女等に反撃しなかった……



だって同じレベルになっちゃうからさ。。。


私はただただ耐えていたの。


たまに中学校の時を思い出してしまうのが苦しかった。

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