小悪魔な私
その時






『お前らなにやってんだよ!!』







勇気の声が聞こえた。





「ヤベッ」


て言って三田村さんの腕を掴んでイジメグループは蜘蛛のこを散らした様に走り去って行った。




私は勇気の顔を見て安心したからか、我慢していた涙が溢れだした。



怖かったんだね……私。






勇気は私の肩を抱いた。




「大丈夫か?!なんで…話してくれないんだよ!!」



そう言った勇気は泣いていた。

< 195 / 306 >

この作品をシェア

pagetop