小悪魔な私
水着になった私達を、健太は大喜びで見まわし触ろうとする。
そんな健太を、美穂は怒りながら追いかけ回してる。
なかなか良い感じだと思うんだけどな……
「ね~~紗耶香」
と同意を求めようと話しかけたら、紗耶香はとっくに居なくなっていた。
私は辺りを見回すと、早速悠太を連れてパラソルの下でオイルを塗り合いっこしてる。
だ~か~ら~早いから!!!!!
私は、必然的に勇気って訳だ……
クールで有名な勇気は、ブスッとした顔で私の横に立っていた。