小悪魔な私
よし、いっちょ小悪魔パワー炸裂させますか。
私は勇気の手を引き、紗耶香とは違うパラソルに連れて行った。
相変わらず勇気は、ブスッとしたままこっちを真っ直ぐみてる。
「ねぇ、オイル塗ってよ!」
上目使いで私はオイルを勇気に渡す。
もちろん体を密着させながら胸の谷間を強調させた。
しかし、返ってきた答えは意外なものだった。
「は?自分でやれよ」
そう言って、1人パラソルの下にに座る勇気。
な……何その態度?!?!
ムカついた私は、自分でオイルを塗り始めた。