小悪魔な私
でも、そんな勇気も含めて全部大好き!!!




私達は再び歩き出し勇気は私を家まで送ってくれた。



暗いから危ないって。



勇気は優しいんだよね。




「あっ!!ちょっと待ってて!!」


私は勇気を外で待たせるとお母さんを呼んできた。


突然の対面に勇気はビックリしていたけど


「雫さんと同じ学校の西條勇気です。」

「勇気君ね!!」


お母さんの顔がパァっと輝く。

何を隠そうお母さんは大のイケメン好きなのだ。


「雫から聞いているわ!!彼氏さんよね?」

「はい」

まだ勇気は緊張している様子。


お母さんはそんな勇気を構わず、

「ちょっと時間無いの?上がって行きなさい」

「はぁ…」

と状況が掴めない勇気を家に引っ張って行った。
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