小悪魔な私
「ごめんね~勇気」

あんなにはしゃぐとは…
我が母親ながらビックリしたよ。


「パワフルなお母さんじゃん」

って笑う勇気。



私は勇気の腕をつかみ

「…勇気…何で話してくれなかったの?」

「よりお君に話した事?」

「…うん」

「だって言ったらお前止めるからさ」


よく分かってらっしゃる。。。



勇気はハッとした顔をしたまま立ち止まって、

「あっ!雫のどこに惹かれたか1つ言い忘れてた」

「えっなになに?どこ?」

にやけたまま聞く私に勇気は真顔で


「エッチな所!!」


って……



「もおぉぉぉぉぉ~~」

って耳まで真っ赤になって怒る私を抱き寄せて耳元にキスをする。


一気に力が抜け目がトロンとなる私に


「やっぱりエッチだぁ!!」


ってニヤける勇気。



「勇気だって……」


「そうなんだよな。雫と居ると我慢出来なくなるんだ」



ってはにかみながら言う勇気はすごい愛おしいよ。

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