小悪魔な私
あ~~~もう!!真っ赤だから見ないで!!


「血でてるじゃん」

「えっ?」

私は恐る恐る膝を見た。

「っにひぁ!本当だ」

って何て声出してるんだ私は……


今度はしっかり砂浜の方に出てから立ち上がる。

「……洗ってくる」

そう言い残して歩き出した。
多分興味ないから聞いてなんか無いだろうけどさ。。


不意に後ろから腕を掴まれた。
私はびっくりして振り向くと勇気の顔が有った。


―――――ドキッ


鼓動が速くなった。


何?この気持ち……

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