小悪魔な私
雫は多分健太に聞いたんだろう、すぐに嘘はバレてしまい雫を悲しませてしまった。


俺は全て正直に話したのだが、どうやら遅かったみたいだ。



雫から



『別れよう』



そう言われた。




今までで一番キツかった。


雫をこんなにも傷つけて、悲しませてしまっていた自分を恨んだ。


俺は何度も引き止めたんだけど、



雫の意志は固かった。



俺は必ず迎えに行くから!と一方的な約束をした。

それが俺にとって唯一の心の支えだったのだ。

< 278 / 306 >

この作品をシェア

pagetop