小悪魔な私
それからは勉強しまくり、見事K大に合格した。
俺は潤子の結果を待った。
その時タイミング良く携帯が鳴り、元気な声が耳に飛び込んで来る。
潤子も見事T女医大合格。
俺は肩の荷が降りた所で、潤子に会いに行った。
お祝いと別れを告げに。
俺がチャイムを鳴らすと、潤子は玄関から勢い良く飛び出してきて俺に抱きついてきた。
『勇気のおかげだよ!!』
そう言って抱きついてる潤子を離した。
『おめでとう』
潤子はウルウルした目で俺を見つめ、
『勇気……好き…』
そう言った。
俺は愕然とした。
潤子は、俺に恋愛感情が有ったのか……
『……ごめん、俺…』
俺が全てを言い終わる前に、潤子が口を開いた。
『別れたんでしょ?』
潤子は、初めから分かっていたのか?
俺は正直に今の気持ちを話した。
『別れたよ。でも、雫が好きなんだ。
だから俺はあいつを迎えに行ってやりたい。お前への責任は、果たしたと思っている。
だから、もう潤子とは……会わないよ』
潤子は泣き崩れていた。
でも、俺には抱きしめる事は出来ない。
『勇気……』
『潤子…ごめんな』
俺は2人の女性を傷つけてしまっていた事実に、自分の未熟さを感じた。
『……わかった。うちらずっと前に終わったんだもんね』
潤子の最後の強がりなんだろう。。
涙を拭き、
『バイバイ』
と大きく手を振り玄関を閉めた。
俺は潤子の結果を待った。
その時タイミング良く携帯が鳴り、元気な声が耳に飛び込んで来る。
潤子も見事T女医大合格。
俺は肩の荷が降りた所で、潤子に会いに行った。
お祝いと別れを告げに。
俺がチャイムを鳴らすと、潤子は玄関から勢い良く飛び出してきて俺に抱きついてきた。
『勇気のおかげだよ!!』
そう言って抱きついてる潤子を離した。
『おめでとう』
潤子はウルウルした目で俺を見つめ、
『勇気……好き…』
そう言った。
俺は愕然とした。
潤子は、俺に恋愛感情が有ったのか……
『……ごめん、俺…』
俺が全てを言い終わる前に、潤子が口を開いた。
『別れたんでしょ?』
潤子は、初めから分かっていたのか?
俺は正直に今の気持ちを話した。
『別れたよ。でも、雫が好きなんだ。
だから俺はあいつを迎えに行ってやりたい。お前への責任は、果たしたと思っている。
だから、もう潤子とは……会わないよ』
潤子は泣き崩れていた。
でも、俺には抱きしめる事は出来ない。
『勇気……』
『潤子…ごめんな』
俺は2人の女性を傷つけてしまっていた事実に、自分の未熟さを感じた。
『……わかった。うちらずっと前に終わったんだもんね』
潤子の最後の強がりなんだろう。。
涙を拭き、
『バイバイ』
と大きく手を振り玄関を閉めた。