小悪魔な私
私はいつもの道を歩いて行く。
自分自身に刻み込むようにして、登校した。
普段はバタバタと走っていたから、こんなに周りを見ながら悠長に登校したのは初めてかもしれない。
すごく新鮮だった。
草花の芽が顔を出し、木は朝露でキラキラと光っていた。
もう少し、楽しめば良かったな……と少し後悔した。
この道は、私に起こった全ての出来事を見ているんだよね。
そう思うと、いつも赤で待たされてイライラしている信号機や開かない踏み切りも、何だか 微笑ましく感じた。
この坂だって……上るのは今日が最後。
「しずく~~!!!」
後ろから聞き覚えの有る声が聞こえた。
その声の主は思いっきり私に抱きついてくる。
「お、乙葉!!おはよう~~」
「しずく~~~寂しいよ!!!」
どうやらみんな同じ気持ちみたいだ。。。
楽しかった思い出達が蘇って来る。
卒業なんてしたくない……
みんなで楽しく、ずっとずっと高校生で居たかった。
それは、ワガママ??
乙葉と出会い、親友になれて本当に良かった。
私は乙葉と手を繋いで学校までの道のりを歩き始めた。
自分自身に刻み込むようにして、登校した。
普段はバタバタと走っていたから、こんなに周りを見ながら悠長に登校したのは初めてかもしれない。
すごく新鮮だった。
草花の芽が顔を出し、木は朝露でキラキラと光っていた。
もう少し、楽しめば良かったな……と少し後悔した。
この道は、私に起こった全ての出来事を見ているんだよね。
そう思うと、いつも赤で待たされてイライラしている信号機や開かない踏み切りも、何だか 微笑ましく感じた。
この坂だって……上るのは今日が最後。
「しずく~~!!!」
後ろから聞き覚えの有る声が聞こえた。
その声の主は思いっきり私に抱きついてくる。
「お、乙葉!!おはよう~~」
「しずく~~~寂しいよ!!!」
どうやらみんな同じ気持ちみたいだ。。。
楽しかった思い出達が蘇って来る。
卒業なんてしたくない……
みんなで楽しく、ずっとずっと高校生で居たかった。
それは、ワガママ??
乙葉と出会い、親友になれて本当に良かった。
私は乙葉と手を繋いで学校までの道のりを歩き始めた。