小悪魔な私
私達は校門の前で写真を撮った。

他にも沢山の生徒達が、各地で写真を撮っていた。


一通り写真を撮ったから、満足してげた箱に向かった。


げた箱を開けると一通の手紙が入っていた。。。


何これ……


私は2つに折り畳まれている紙を広げた。




【卒業式の後、非常階段に来て】





見覚えの有る字。




まさか……




差出人は……




勇気からだった。




私は手紙を持ったまま立ち尽くしていると、乙葉が異変に気が付いて駆け寄ってくる。



「なに?何か有った??」



乙葉が私の手元を見る。


「また、呼び出し?!」


私は首を横に振りながら手紙を渡した。

乙葉は手紙を読むや否や、パァっと顔が明るくなり私を抱きしめた。

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