小悪魔な私
もちろん、過去の話は乙葉を含めて誰にも話してない。
もう、あの事は封印したんだ……
私は見事生まれ変わり、今では合コン三昧の日々。
良いのか悪いのか分からないけど、日々楽しかった。
友達も沢山居るし、男子にはちやほやされるし、親友も居るしこんなに学校が楽しいなんて思わなかったよ。
「雫、今日はすごいメンツだよ」
乙葉は、化粧をしながら今日の合コンの事を話し始める。
「マジ?!どんなん集めたの?」
私もマスカラを塗りながら答える。
「バイトの仲間の友達。マジレベル高いから」
私は手を止めて乙葉の方を向く。
「もしかして、慎之介君も来るの?」
慎之介君とは乙葉が狙ってる男の子。
どおりで乙葉のテンションが高いわけだ!!!