小悪魔な私
私の部屋でドーナッツを食べる3人。

たわいも無い会話で、何だか少しだけほぐれたかもしれない辛さ。


雫が話を切り出す。

「…美穂、今日健太と話した。」


私は一瞬にして硬直してしまう。


「……なに、じゃあ聞いたでしょ。。」

わざわざその事を言いに来たんじゃないよね?!
私はわざとぶっきらぼうになってしまう。


「健太があんな事言った理由…知らないでしょ……」


雫はドーナッツをパクパク食べながら淡々と話す。


理由??嫌いだからじゃないの??



鼓動が早くなった。



頑張ってないとすぐにでも涙が流れてしまう状況。。。


「何よ。。早く言って!!」

私は悠長な雫を急かした。


乙葉は身を乗り出して、落ち着いて聞ける?って聞く。



そんなの分かんないわよ~~~



泣きそうになるのを堪えて頷いた。



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