小悪魔な私
勇気はパン屋の前でケーキを売っていた。

私は勇気を見つけて立ち止まってしまった。。。


「雫ちゃんどうしたの?」



その声に反応してか勇気と目があった。




勇気はすごく冷たい目をしていた。。


私は勇気から視線をそらす。

「なんでもない……行こう」
私は隆を促し足早に店を通り過ぎた。


店を通り過ぎた後もずっと勇気の事が気になっていた。


私は我慢できず
「ごめんなさい、隆!用事を思い出したんだ。また埋め合わせはするから」

「雫ちゃん?!」

そう言う隆の言葉を振り切って走り出した。

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