何処までも黒は、長く
「いやああああああああっっっっ!!!!!!!!」
気がつくと、私は飛び起きていた。
自分の叫び声で、目が覚めたらしい。
……目が、覚めて良かった。
続きを見なくて済んで、助かった。
時計を見ると、4時31分。
寝てから、2時間くらい経っていた。
布団は、さすがに温まっていた。
しかし私は、怖くて眠れなかった。
心が穏やかになる曲を頑張って聴いて、6時半まで過ごした。
今日は1限目から必修の講義だった。
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