空を仰いで
赤い糸
運命の赤い糸
その糸は生まれたときから
つながっているのだろうか
しかし人生で出会う一人ひとりが
自分にとっては運命の人
きっとその一人ひとりと
糸がつながっているのでしょう
その糸の色は
最初はきっと全て純白で
その後の関わりの中で
多様な色に染まっていくのでしょう
二人を繋ぐものが
友情であれば青
愛情であれば赤
のように
しかし二つとして
全く同じものはないでしょう
全く同じ繋がりなど無いのだから
人と人とが愛を育んでいくうちに
真っ赤に染まったその糸が
運命の赤い糸と
呼ばれるのでしょう
赤い血で繋がっている家族の様に
赤い糸で繋がっているのでしょう