変わらないコーヒーの味
 学生時代には、よく通った道でもある。


 友達に連れられて、好きな人の後ろを歩いた。

 初めての彼氏と歩いたこともある。

 振られて一目を憚らず泣きながら歩いたことも…ある。


 例えるならば、私の人生みたいみたいな道。








 そう考えている私は、まだこの先起こる最悪な事に全く気がついていなかった。
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