ーキミノイナイセカイヘー
乱暴な言葉遣い
強引な愛撫
それらはまるで、ミカンの身体に永遠の傷をつけるかのようだった。
抱かれながら涙を流すミカン
抱きながら心で啼いたナツ
きっと今夜、世界で一番切ない情事をした2人。
シーツの摩擦音とベッドの軋む音が艶しく交錯する。
気まぐれなキス
うたかたの愛
すり硝子越しに夢幻を見る。
ミカンの秘部から垂れ流れる白いスペルマ
瞳から溢れ出す黒い涙
過ちを犯した事に気付いたナツ。
マネキンの様に放心している裸体のミカン。
その目を見れないまま
「悪い」
小さく告げ背中の鳳凰を隠し出て行こうとした。
「何で?」
ナツはミカンの問いが聞こえないフリしてドアのノブを回そうとする。
「ねぇ、何で?何で謝るの?ミカンの事ムカツクでしょ!?怒ってるでしょ?もっと傷つけていいよ?気が済むまで殴ってもいいよ?お願いだから謝まんないでよぉ」
強引な愛撫
それらはまるで、ミカンの身体に永遠の傷をつけるかのようだった。
抱かれながら涙を流すミカン
抱きながら心で啼いたナツ
きっと今夜、世界で一番切ない情事をした2人。
シーツの摩擦音とベッドの軋む音が艶しく交錯する。
気まぐれなキス
うたかたの愛
すり硝子越しに夢幻を見る。
ミカンの秘部から垂れ流れる白いスペルマ
瞳から溢れ出す黒い涙
過ちを犯した事に気付いたナツ。
マネキンの様に放心している裸体のミカン。
その目を見れないまま
「悪い」
小さく告げ背中の鳳凰を隠し出て行こうとした。
「何で?」
ナツはミカンの問いが聞こえないフリしてドアのノブを回そうとする。
「ねぇ、何で?何で謝るの?ミカンの事ムカツクでしょ!?怒ってるでしょ?もっと傷つけていいよ?気が済むまで殴ってもいいよ?お願いだから謝まんないでよぉ」