ーキミノイナイセカイヘー
西岡は喋るだけ喋って帰って行った。
排気ガスの白い煙りだけが風に吹かれることなく辺りに静かに漂っている。
「ふざけんなよっ!くそピカチューがっ!!!」
南は相当怒っている。
ピカチューとはハゲのピカとシャブ中のコラボから産まれた西岡のニックネーム。
「知ってるか?アイツ若い時にシャブにサンポール混ぜて効かしてたからハゲたらしいゼ」
「かぁ~、バカだねぇ」
「他にも、アイツ夜な夜な野球場にバイト行ってるらしいよ」
「ヤクザがバイトしてんの?」
「なんかナイターの照明の電球になってるらしいゼ。しかもぉ、自家発電の200ワ~ット!」
一瞬で爆笑の渦が巻いた。
「大体、どこまでがデコよ!?」
「シャンプー要らずで、家計に優しい」
「ピシャっと頭叩きてぇ」
アチコチから日頃の鬱憤が飛び出している。
「つべこべ言っても仕方ねぇ。元旦早々荒稼ぎ行ってみっか」
ナツはどうやって稼ぐか思案し始めた。
排気ガスの白い煙りだけが風に吹かれることなく辺りに静かに漂っている。
「ふざけんなよっ!くそピカチューがっ!!!」
南は相当怒っている。
ピカチューとはハゲのピカとシャブ中のコラボから産まれた西岡のニックネーム。
「知ってるか?アイツ若い時にシャブにサンポール混ぜて効かしてたからハゲたらしいゼ」
「かぁ~、バカだねぇ」
「他にも、アイツ夜な夜な野球場にバイト行ってるらしいよ」
「ヤクザがバイトしてんの?」
「なんかナイターの照明の電球になってるらしいゼ。しかもぉ、自家発電の200ワ~ット!」
一瞬で爆笑の渦が巻いた。
「大体、どこまでがデコよ!?」
「シャンプー要らずで、家計に優しい」
「ピシャっと頭叩きてぇ」
アチコチから日頃の鬱憤が飛び出している。
「つべこべ言っても仕方ねぇ。元旦早々荒稼ぎ行ってみっか」
ナツはどうやって稼ぐか思案し始めた。