ーキミノイナイセカイヘー
Nightmareーサリー
サクラが居なくなって1ヶ月が経過したが、未だ2人組は見付からない。
(たぶん捕まらないだろう)
ナツはそう思い始めていた。
ナツの左耳には1つピアスが増え、5つ光る。
部屋でボーっとしていたナツの携帯が鳴った。
久し振りのサリーからの電話―
どうするか考えたが、心配させない為に出てみる。
しかし、サリーは心配するわけでもなく
「今バニラ。暇なら来れば」
いかにもサリーらしい。
サリーの軽い言葉に誘われて、重い体を起こすことにした。
店に入るとトムとサリーしか居なかった。
「お"ぉ"、生きてたかぁ?こりゃ今日は仕舞いだな」
トムは[close]のプレートを掛けに行く。
その優しさが心地よかった―
「たまには、ビール以外も呑めよ」
サリーは自分と同じハイボールを頼んだ。
何から話せばいいのか判らないナツ。
サリーと暫く会話がないまま時間が過ぎた。
(たぶん捕まらないだろう)
ナツはそう思い始めていた。
ナツの左耳には1つピアスが増え、5つ光る。
部屋でボーっとしていたナツの携帯が鳴った。
久し振りのサリーからの電話―
どうするか考えたが、心配させない為に出てみる。
しかし、サリーは心配するわけでもなく
「今バニラ。暇なら来れば」
いかにもサリーらしい。
サリーの軽い言葉に誘われて、重い体を起こすことにした。
店に入るとトムとサリーしか居なかった。
「お"ぉ"、生きてたかぁ?こりゃ今日は仕舞いだな」
トムは[close]のプレートを掛けに行く。
その優しさが心地よかった―
「たまには、ビール以外も呑めよ」
サリーは自分と同じハイボールを頼んだ。
何から話せばいいのか判らないナツ。
サリーと暫く会話がないまま時間が過ぎた。