ーキミノイナイセカイヘー
「いらっしゃいませぇ!男気カットハウス、New Typeへようこそ~」
ナツが手もみしながら話し掛ける。
「今日はどういったのご希望でしょー!?
A.坊主
B.ハゲ
C.爽やか野球少年風」
突然の事に男が周りを窺っていると
「お客様ぁ、それではお任せということでよろしいですね~?じゃあ、Cなんかよろしいかと。コヤジさ~ん、ご指名で~す」
するとコヤジはバリカンのスイッチを入れ、男の金髪を適当に刈っていった。
五分で刈り終えるとナツが言う。
「お客様、どうです!?見事に高校球児に見えますよ~。どうです!?甲子園で負けたみたいに記念にこの金の草持って帰っては??」
男が悔しそうな顔で立ち去ろうとしたその時。
横で見ていたサリーが
「おぃ、金払えよ」
と言った。
男が睨むように
「いくらっスか?」
と訊くと
「有り金だ」
と言って27,000円受け取った。
「有難うございましたぁ。またのご来店心よりお待ちしていまーす」
ナツはデパートのアナウンスを真似て言う。
ナツが手もみしながら話し掛ける。
「今日はどういったのご希望でしょー!?
A.坊主
B.ハゲ
C.爽やか野球少年風」
突然の事に男が周りを窺っていると
「お客様ぁ、それではお任せということでよろしいですね~?じゃあ、Cなんかよろしいかと。コヤジさ~ん、ご指名で~す」
するとコヤジはバリカンのスイッチを入れ、男の金髪を適当に刈っていった。
五分で刈り終えるとナツが言う。
「お客様、どうです!?見事に高校球児に見えますよ~。どうです!?甲子園で負けたみたいに記念にこの金の草持って帰っては??」
男が悔しそうな顔で立ち去ろうとしたその時。
横で見ていたサリーが
「おぃ、金払えよ」
と言った。
男が睨むように
「いくらっスか?」
と訊くと
「有り金だ」
と言って27,000円受け取った。
「有難うございましたぁ。またのご来店心よりお待ちしていまーす」
ナツはデパートのアナウンスを真似て言う。