不器用な俺-16歳の恋
祈り kento
好きな人が交通事故にあうなんて
初めてだった。頭の中が真っ白になった。
△△△病院108号室
俺は、入る前に深呼吸をして入った。
見た瞬間俺は涙がポロポロでて、
止まらなかった。
白い綺麗な腕には、チューブ。
白くプクッとした口には呼吸器がついていた。
亜美の顔は、少し痩せていた。
俺は、いすに座り亜美の手をとり、
手を握り、「神様 どうか亜美を生かして下さい。」
そう祈り今日は、帰った。
-次の日-
ピピッ・・・。目覚まし時計が鳴る。
俺は、全然眠れなかった。
頭の中は、亜美のことでいっぱいだ。
今日は、久しぶりの休みで亜美の
そばにいたいと思い、いつもより早く起きた。
ブーッブーッブー携帯のバイブがなった。
携帯には、中野麻美と書いてあった。