不器用な俺-16歳の恋

祈り kento


好きな人が交通事故にあうなんて

初めてだった。頭の中が真っ白になった。



   △△△病院108号室

俺は、入る前に深呼吸をして入った。

見た瞬間俺は涙がポロポロでて、

止まらなかった。

白い綺麗な腕には、チューブ。

白くプクッとした口には呼吸器がついていた。

亜美の顔は、少し痩せていた。

俺は、いすに座り亜美の手をとり、

手を握り、「神様 どうか亜美を生かして下さい。」

そう祈り今日は、帰った。



  -次の日-

ピピッ・・・。目覚まし時計が鳴る。

俺は、全然眠れなかった。

頭の中は、亜美のことでいっぱいだ。

今日は、久しぶりの休みで亜美の

そばにいたいと思い、いつもより早く起きた。

ブーッブーッブー携帯のバイブがなった。

携帯には、中野麻美と書いてあった。
< 12 / 18 >

この作品をシェア

pagetop