愛してると言って!

ドアを開けると、そこにはコタツに入って寝そべっているってか寝てる雲英(キラ)がいた。

周りにはお酒の缶が散らばっている。

ここはお前の家じゃないんだぞ。しかも、おま、泥棒だと思っただろうが!ちょっとちびっちゃったぞこのやろー!


「ちょっと、雲英!起きろ!」

「ん‥むぅ…み、ゆぅ?」

なななななな!!なんか可愛い…。てか可愛すぎる!!!寝起きに手で目をゴシゴシするとか反則!こいつ、顔がイケメンなんだ。だから余計こんな仕草すると可愛いんだ。くそ!羨ましい。

「起きなさいってば。」

「やぁーだぁー」

いちいち萌えさせんなよ。そんなに私を萌えさせて楽しいの?!

「ったく。なんで雲英がここにいんの?」

「にゅぅ…おじさんに頼まれた‥今度の出張はもしかすると、2週間で終わんないかも知れないからって‥」

イテテと言いながら身体を起こす雲英。フローリングに直に寝たらそりゃ痛いだろうね。てか…にゅぅってなんだよ。可愛いな。


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