愛してると言って!

泊まり込み


そして3日経った今日。父さんから電話があった。

「悪い‥。色々と面倒な事が起きてな。1ヶ月は家に帰れそうにない」

とのこと。

まじですかい( ゚Д゚ )

あ、すいません。つい顔文字を…

雲英は雲英で、
「じゃあ俺は1ヶ月この家に居るから。ダメか?」

ダメな訳なかろうが!!
大歓迎だいコンチクショー!

が、すっかり忘れていた。

「あたしのバイト泊まり込みじゃまいか」

「じゃあ俺、家に帰らなきゃいけない…?」

かわゆし、かわゆし。そんな事させねぇ。

「いや、泊まり込まずにバイトさせてもらうから。大丈夫」

「そっ。その方が俺も安心だわ!あ…べ、別に心配してたとかそんなんじゃねぇからな!」

と、頬を若干赤らめる雲英。


   そ れ な ん て
   ツ ン デ レ ?

「へぇ」

「お前、何にやついてんの?気持ち悪い。俺の視界から消えろ」

どこのドSボウヤなの?迷子?ん?

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