桃色恋歌
そして月曜日。

四時間目、冬休みの計画を立てる時間があった。
立て終わった後は、暇になる。
あのときのことを聞くなら、今の時間しかない!

そして、本当にその時間が来たのだ。
彼は暇そうだ。
聞くなら今!

・・・だけど、緊張して口が重い。
軽く唇が震えている気がする。
言いたい、だけどちょっと不安。
聞くなら今、今しかないよ。
そうだけど・・・

「ねえ。」

とうとう、勇気を振り絞ることにした。
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