君への距離~あなたに一番近い場所~
一年経ちました!
「うーん……、こっち!!」
「ピンク?」
「うん!絶対こっち!!」
今日は雨で練習が流れたので電車で約一時間かけて都心に出てきた翼と杏。
7月10日。
久しぶりのデートは、翼の誕生日となった。
「黒も似合うけどね♪」
古着屋さんで杏は翼の服を一生懸命見ている。
翼は今朝、名古屋まで出るんならポロシャツをおみやげに買ってこいと言っていたリョースケを思い出し選んでいると杏が色を見立ててはじめた。
「これリョ…」
「でもやっぱり翼くんピンク似合うね♪」
翼が言い終わる前に杏がしゃべりだしにっこり微笑む。
練習だの試合だので最近丸1日こうやって遠くまで出てデートなんて全然できていなかった。なので杏はとてもはしゃいでいた。
「じゃあ、こっちにする!」
杏の笑顔を見ると翼は何も言えなくなる。
(リョースケのおみやげなんてまあ、どうでもいいか!)
「決定~♪」
杏はうれしそうにピンクのポロシャツを抱きしめた。
「ピンク?」
「うん!絶対こっち!!」
今日は雨で練習が流れたので電車で約一時間かけて都心に出てきた翼と杏。
7月10日。
久しぶりのデートは、翼の誕生日となった。
「黒も似合うけどね♪」
古着屋さんで杏は翼の服を一生懸命見ている。
翼は今朝、名古屋まで出るんならポロシャツをおみやげに買ってこいと言っていたリョースケを思い出し選んでいると杏が色を見立ててはじめた。
「これリョ…」
「でもやっぱり翼くんピンク似合うね♪」
翼が言い終わる前に杏がしゃべりだしにっこり微笑む。
練習だの試合だので最近丸1日こうやって遠くまで出てデートなんて全然できていなかった。なので杏はとてもはしゃいでいた。
「じゃあ、こっちにする!」
杏の笑顔を見ると翼は何も言えなくなる。
(リョースケのおみやげなんてまあ、どうでもいいか!)
「決定~♪」
杏はうれしそうにピンクのポロシャツを抱きしめた。