君への距離~あなたに一番近い場所~
「翼くん、女の子シャンプーの匂いするぅ!」



「そりゃーね、杏ちゃんちのだから…」



「翼くんちは?」



「うーん…なんだろ?マサキんちはアジエンスだけどなぁ」



「アジアンビューティー!!」

杏が爆笑していると翼が足を止めた。





「シオ…」



杏のマンションの駐輪場にシオがバイクをとめていたからだ。








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