君への距離~あなたに一番近い場所~
一方、翼は落ち着かない。


杏の部屋をうろうろしていた。




不安なわけじゃない、



杏を信用していた。





(杏ちゃん優しいからなぁ~)



翼は杏が落ち込まないかが心配だった。





(でも…


昨日はほんとにウソみたいに幸せだったなぁー。)




頬が緩みそうになるのを必死でおさえる。





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