君への距離~あなたに一番近い場所~
確かに二人ともいつものようにジャージというわけではないが、雑誌にのるような個性的なファッションをしているわけでもない。
杏はノースリーブの白いワンピースにミュール、翼はリアルウサギがプリントされた黒いタンクトップ(今朝マサキの部屋のベランダに干してあったシオのをパクッてきた!)に白いシャツ、ジーンズという姿だった。
断りきれず、写真を撮られているとメガネが言った。
「学生さん?」
翼、杏、
「はい。」
メガネ、
「なんか部活とかやってんの?」
翼、
「野球やってます!」
メガネ、
「あ―、っぽいね!!彼女は?」
杏、
「野球と陸上です!」
メガネ、
「彼女も野球やってんの?」
杏、
「あー…マネージャーですけどね!」
メガネ、
「いいねえ!こんなかわいいマネージャーさんがいたら他の部員がほっとかないでしょ?心配じゃない?」
翼、
「え…」
「全然そんなことないです!」
杏はピシャリと言った。
杏はノースリーブの白いワンピースにミュール、翼はリアルウサギがプリントされた黒いタンクトップ(今朝マサキの部屋のベランダに干してあったシオのをパクッてきた!)に白いシャツ、ジーンズという姿だった。
断りきれず、写真を撮られているとメガネが言った。
「学生さん?」
翼、杏、
「はい。」
メガネ、
「なんか部活とかやってんの?」
翼、
「野球やってます!」
メガネ、
「あ―、っぽいね!!彼女は?」
杏、
「野球と陸上です!」
メガネ、
「彼女も野球やってんの?」
杏、
「あー…マネージャーですけどね!」
メガネ、
「いいねえ!こんなかわいいマネージャーさんがいたら他の部員がほっとかないでしょ?心配じゃない?」
翼、
「え…」
「全然そんなことないです!」
杏はピシャリと言った。