Five Flowers~神様がくれたもの~
男の子はきっと「信じるわけないよね」と言おうとしたんだ




でも、わたしはこの偶然を信じたい

運命であって欲しい




「えっと・・・ゴメンね。急に大声出して」


「いや。いいよ。信じてくれたなら」



すると男の子はニッコリと笑った

その笑顔は罪なほど澄み切った笑顔だった



わたしには絶対できないや・・・

こんな純粋に笑うことなんて



やっぱりわたしはこの男の子に恋しちゃったんだ

話してみてわかったよ






< 49 / 98 >

この作品をシェア

pagetop