Five Flowers~神様がくれたもの~
「うん、剣道部に入ってて、練習中に」

「そっか、透真は強いの?あっ!それよりごめんね!いきなり”透真”なんて!」


今さらだけど

名前聞いたときから心の中では”透真”だったけど

さすがに本人の前じゃ・・・



「いいよ、別に!俺は君の名前さえ知らないんだけど・・・」

「あっそっか!名前聞いたときにわたし・・・。わたしは美月澪ミツキミオ、よろしくね」

「そうなんだ、ありがとう。かわいい名前だね」



”かわいい”わたしはその一言に過剰反応しすぎた



「えっ!・・・・わたしの名前が?」



いつも大嫌いだった”澪”って名前

一文字ってなんかイヤ

だって寂しいもん・・・



「うん。俺は自分の名前嫌いだけど」

「そんなことないよ、わたし透真って名前大好き!」

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