好き【短編】
そして、店を出ようとした。その瞬間



『ねぇ』



突然男の子に声をかけられた。


『え…あ…たし?』


『何で泣いてるの?』



顔が真っ赤になる。



『何で見ず知らずの人にそんな事言わなきゃならないの??姫、行こう!』


そのまま歩いて行こうとしたら
腕をつかまれた。



『藤崎梨沙ちゃん!でしょ??』

『なんであたしの事知ってるの?』

姫が耳打ちをしてきた


(辛い恋を忘れるには、新しい恋だよ!)

そういって姫は逃げた



『ちょっと!』
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