友達以上 恋人未満…?
「かっこつけて飛び込んだくせに、一緒に流されちまって…
つつじだけでも助けようと思ったのに…
全然役立たずで…
つつじのこと守れなくてごめん…」
そう言うとレンは
すごく悲しそうな顔をした。
「そんなことないよ!」
「え…?」
「私…レンが助けようとしてくれたッてだけでもすっごく嬉しいし、
今ここにレンがいてくれてホントに良かった!
レンはいつも私のヒーローなんだよ!
だから私だけ助けよう
なんて…思わないで。
私1人だけ助かっても
全然嬉しくない。
そっちの方がいやだよ。
一緒に助かろう…?」