友達以上 恋人未満…?
「じゃあな」
「ばいばい、レン」

まあ私とレンはお隣さんなわけだから、部屋に入る最後の最後まで一緒なわけだよね。

「さて、テレビでも見ようかなぁ」

部屋着に着替えてからリモコンをとると、ルーム電話がなった。
各部屋に1つついていて、部屋番号を押すだけで電話がかけれる。
学校からの連絡なども来るのだ。

「誰だろ?…もしもし?」
「つつじチャン?ちょっと…来て」
「え!?先輩!?」

プー プー プー…


それだけ言って梅山先輩からの電話は切れてしまった。

「切れちゃったし、とりあえず行くしかないかぁ…」

私はそのまま隣の部屋へ向かった。

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