友達以上 恋人未満…?
「じゃーん!!ここが我が別荘でございまーす!」
「わあ…」
「きれーい」
「ちょっと待っててね、ピエール~…」
「ピエールだって!フランス人かな?」
「イケメンじゃない?つつじの家の執事さんなんだもん」
「お待たせッ!こちらピエール!ここの別荘で働いてもらってるの」
「ぼ!ボンジュール!!」
陸が懲りずに話しかけるとピエールは優しく微笑んだ。
「ボンジュール」
「おぉ…(ノOT)゚。つ、伝わった…!」
「ふふッ!陸、ピエールのお母さんは日本人なんだよ」
「え?」
「はい。ですから、日本語もわかりますよ。上手ではありませんけど…」
「なんだぁ…じゃあオレのチャレンジはまだ続くッてことだな!」
「もう助けねぇぞ」
「そんなぁ!心くーん!あっ、ピエールさん!フランス語教えてよ!!」
「はい。私でよろしければ、喜んで」
「「「ピエールさん!あたしもー!!///」」」
「おッ…と」
「あはは、ピエール大人気だ」
「なぁ、もう入ってもいいか?」
「あ、うん。案内するよ」