Not love☆彼氏

それからというもの、俺は文芽の家に上がり込んでは、いりびたりの毎日を送っていた。


そんな、ある日の事だった。


いつものように文芽の家に上がり込み、文芽の部屋でゴロゴロしていると…


「‥っぅ。…グズッ。」


泣きながら文芽が部屋に入ってきた。


少し酒の臭いを漂わせて…



「どうしたんだ?文芽なにかあったのか?」


すると…文芽は涙で化粧がボロボロの顔で俺を見つめ。


突然‥俺に抱きついてきた。


…ヤベッ。酒の臭いに混じっていい匂いもしてきた。


文芽は俺の顔をジッと見つめ…そっと唇を重ねた。


これが俺のファーストキス。




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