【短編】毒舌彼女
果林のバイト
竜也side

「果林、いったいなんのバイトなんだ?」

「竜也、知らないのか?果林ちゃんのバイト。」
「先輩は知ってるんですか?」
「まぁなぁ〜。果林ちゃんとは思えないバイトだったよ。可愛かったな、制服〜」

ムカッ

どうして先輩は知ってて俺は知らないんだ?

果林、なんなんだよ。

「ま、俺は偶然見ちゃっただけなんだけど。」
「どこ!?」
「秘密にしてって言われたしな。果林ちゃんが可哀想だから、秘密。」

くそぉ!

キャバクラとか?
いや、未成年だし。

コンビニとかなら普通に言うし……


俺が考え込んでると

「今からアキバ行くんだけど、お前も行かねぇ?」

先輩はニヤッと笑った。

「もしかして!」
「シー。な?果林ちゃんぽくねぇだろ?」
「確かに……」


果林が…

まじでぇ?


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