Love Travel
でもそんな事を言える勇気もない私はもう一度御礼を言って、車のドアを開けた。


私って臆病だな……


その時、


「ちょっと待って!これ俺のお店なんだ」


お店の名前と住所がかかれた名刺をもらった。


「小さな雑貨屋だけど、もし時間があったら遊びにきてよ。」


私はそっけなく「はい」としか返事が出来なかったけど、内心すごく嬉しかった。



また会えるかもしれないから。


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